恐らく多くの人にとって人生で一番高価な買い物であろうマイホーム。
ご自身のこだわりにはお金をかけるべきですが、こだわりのない設備にかかる費用を削ることで建築費の総額を抑えることができます。
今回は、管理人がセキスイハイムで住宅を新築した際に採用しなかった設備、オプションを紹介します。
外装
外壁
セキスイハイムの外壁と言えば、磁器タイルの外壁です。
磁器タイルにすると見た目も良くなる上に、耐久性も向上するので採用したい設備ではあったのですが、お値段が…。
タイルの中にもグレードがありますがが、一番安いグレードでも、タイル外壁にすると100万円以上かかります。
将来的なメンテナンスコストと天秤にかけると悩むところではありますが、完全に予算オーバーになってしまうので、断念しました。
なお、標準設備のレリーフウォール(SFCボード)外壁でも十分に高耐久です。
内装
快適エアリー
通年型空気調節システム「快適エアリー」は、家じゅうに心地よい空気を
まんべんなく循環させ、室内の温度差や、居室と廊下などの非居室との温度差を軽減。
ストレスの少ない空気環境を実感できます。出典:https://minsuma.jp/technology/airy/
特に提案されなかったのもあり、採用していませんがセキスイハイムの「売り」のひとつだと思います。
吹き出し口が床にあるので、小さい子供がいる我が家では「水をこぼされたらどうしよう…」という心配もあったので、後悔はしていません。
玄関ドアのスマートキー
イメージとしては、車のスマートキーの住宅版です。
鞄の中にスマートキーを入れておけば、鍵を取り出さずに玄関の開錠ができます。
マンションのオートロックのように、室内のインターフォン画面から施錠、開錠もできる優れものです。
確か7万円くらいのオプションだったので、「採用すれば良かったなー」と思っています。
とにかく総額を少しでも減らすことを考えていたので、無くても困らないオプションは削ったのですが、35年で住宅ローンを借りることを考えると、7万円くらい増えても返済額はほとんど変わらないですよね…。
エコカラット
壁材にLIXILの「エコカラット」という壁材を使用することができます。
エコカラットには以下のような機能があります。
加湿も除湿もしてくれる。
だから自然と、心地いい。湿度が高い時は湿気を吸収し、乾燥している時は湿気を放出。エコカラットプラスは、すぐれた調湿性能で快適な湿度を保とうとします。その効果は珪藻土の約6倍、調湿壁紙の25倍以上もあるんです。だから結露を抑え、カビやダニの繁殖の抑制も期待できる。洗濯物の部屋干しにも、おすすめです。
出典:https://www.ecocarat.jp/features/
においまで、すっきりした部屋へ。
トイレ、生ゴミ、たばこ、ペット。ふだんの暮らしには、気になるにおいがたくさんある。エコカラットプラスはそれらにおいの原因となる成分を吸着。 珪藻土や壁紙より短時間ですっきり脱臭します。複数のにおいの成分が混ざった「複合臭」にも効果を発揮。住まいのあらゆる場所で活躍します。
出典:https://www.ecocarat.jp/features/
機能はもちろん、見た目も良いので、我が家では玄関ホールの壁材での使用を検討しました。
エコカラットを貼る面積によって総額が異なるほか、デザイン(商品)によって単価も異なります。
正確な面積はわかりませんが、玄関から入って正面の壁一面をエコカラットにした場合、費用は9万8千円でした。
結局、エコカラットは諦め、飾り棚をつけて貰いました。
単純に見た目を良くしたいだけであれば、アクセントクロスを採用する方法もあります。
キッチン設備
我が家は、レンジフードを自動洗浄してくれる「洗エールレンジフード」をオプションつかたかったので、クリナップのシステムキッチンを採用しました。
また、食洗器(深型)もオプションでつけたかったので、キッチンには結構お金をかけてしまいました。
「キッチンのワークトップはステンレスではなく、人工大理石にしたいな!」とか思いましたが、必然的に断念しました。
その他、タッチレス水栓も採用したかったのですが、予算の都合で断念しました。
断念したオプションもありますが、譲れないオプションはつけたので満足してます。
その他
宅配ボックス
セキスイハイムに宅配ボックスの設置をお願いすると、Panasonicの「COMBO(コンボ)」という商品になります。
多分、定価くらいの価格で設置できますが、元々の価格が高いので、大きいものや足つきのものを選択すると、なかなか高額になります。
セキスイハイムに設置をお願いするメリットは、「スマートハイムナビ」と連携させてくれることです。
家事をしながら、スマートハイムナビの画面で集荷をチェックできるのは便利ですが、個人的には、あまり必要性を感じなかったのでお願いしませんでした。
宅配ボックスにも様々な種類があり、Panasonic製のように高価なものもあれば、他メーカー製の安価なものもあるので、自分に合った製品を選択すれば良いと思います。
まとめ
富裕層ではない限り、家づくりの予算には上限があるので、自分たちに必要のないオプションは削って素敵なお家を建ててくださいね!